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10.12023
試合結果 10/1 『闘強商店会プロレス~三都物語~』 東久留米駅前商店会(成美グリーンホール)大会
『闘強商店会プロレス~三都物語~』
観衆:463人(超満員)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
[東久留米駅前商店会]○瀧澤晃頼(TTT)&橋之介(フリー)
11分0秒 チルト3→体固め
[たかの台地区商店会]定アキラ(AlmaLibre)&●神崎ユウキ(TTT)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
[末広通り商店会]●バナナ千賀(フリー)&夏すみれ(フリー)
10分0秒 逆さ押さえ込み
[たかの台地区商店会]○トランザム★ヒロシ(BASARA)&藤原秀旺(アライヴアンドメジャーズ)
▼たまプロタッグ新王者決定戦 60分1本勝負
【王者組/末広通り商店会】ガッツ石島(TTT)&●尾崎妹加(フリー)
11分11秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
【挑戦者組/東久留米駅前商店会】マスクドミステリー(TTT)&○世羅りさ(プロミネンス)
※第6代王者組が防衛に失敗。ミステリー&世羅が新王者となる。
▼スペシャルタッグマッチ 60分1本勝負
[CRYSIS]ジャガー横田(ディアナ)&○佐藤綾子(ディアナ)
12分34秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
藪下めぐみ(フリー)&●Himiko(ディアナ)
オープニング
まずは、東久留米駅前商店会の竹内信雄会長、末広通り商店会の石川国由会長、たかの台地区商店会の植竹克実会長がリングに上がりそれぞれ挨拶。
竹内会長「皆さんこんにちは!東久留米駅前商店会の会長の竹内です。本日は水と緑とふれあいの街・東久留米に多くの方にご参加いただきありがとうございました。『闘強商店会プロレス~三都物語~』は今年で第2回目を迎えます。昨年はファイナルで東久留米駅前商店会チームがたまプロタッグ王座を獲得しました。今年も連覇を目指して勝ち抜きたいと思います!応援よろしくお願いします!」
植竹会長「皆様こんにちは。たかの台地区商店会会長の植竹と申します。2回目ということで、こちらの体育館は3大会の中で唯一屋内ということで、臨場感のある試合になると思います。とても楽しみにしています。また、ウチの方では鷹の台駅の隣に中央公園があるんですけど、そこの噴水公園の広場でファイナルを迎えます。皆さん是非たかの台地区商店会にも足を運んでいただけますようよろしくお願いします」
石川会長「みなさんおはようございます。末広通り商店会の会長、石川です。先週は末広通り商店街にご来街いただきましてありがとうございます。スタンプラリーは3商店会を回らないとエコバッグがもらえないので、まだ末広通り商店会ではスタンプラリーのポスターが貼ってあります。まだまだ来週、たかの台地区商店会大会が終わるまではポスターが貼ってありますので、是非ご来街お願いします」
続いて出場選手入場式が行われ、各商店会チームが登場。
トランザム★ヒロシ「みなさんおはようございます!小平市出身・トランザム★ヒロシです!今日も我々のチームが勝って、東久留米に領土を拡大していきたいと思います!応援よろしくッ!」
マスクドミステリー「東久留米の皆さん!東久留米駅前商店会・竹内会長のもとに集まりました、東久留米駅前商店会チームです!小平の侵攻を許す訳にはいかない!今、末広通り商店会が持っているこのたまプロタッグのベルト、本日東久留米商店会のマスクドミステリーと世羅りさが必ず獲ってみせます!よろしくお願いします!」
ガッツ石島「えー、私たち新宿末広通り商店会チームです。こんなね、小平とか東久留米とかね、23区外の田舎者なんでね。(※他チーム&観衆から大ブーイング)絶対に負けないからなコノヤロー!こっちは23区内だコノヤロー!絶対俺たちが防衛しますんで!田舎者には絶対負けません!」
第1試合
オープニングマッチを飾るのは、“東久留米駅前商店会vsたかの台地区商店会”の構図となる瀧澤晃頼&橋之介vs定アキラ&神崎ユウキのタッグマッチ。
この日の大会後に10月1日付でのTTT入団が発表されたため、神崎はTTT所属としての初試合となった。
入場時から軽快な動きを見せるジュニア3人を見た定は「どうやったらこんな動き出来んだよ」とぼやく。
橋之介と神崎の対面でゴングが鳴ると、両者ロープに飛んで互いの攻撃をかわし合うスピーディな攻防を展開。コーナーに振られた橋之介が追撃をひらりとかわしてアームドラッグからランニングニーを発射も、神崎もランニングニーで迎撃してヒザとヒザが正面衝突。それでも両者同時にドロップキックを放ち、相打ちとなる中で両者タッチ。
瀧澤と定の対面となると、定は橋之介が先程行ったコーナーでの回避運動を真似するも上手く行かず。ロックアップで組み合い、定が圧倒的なパワーですぐに押し込むも瀧澤はリストロックで応戦。ヘッドロックからショルダータックルでぶつかっていくも定は倒れず。瀧澤は2発、3発とぶつかっていくが、耐えきった定が逆にショルダータックル1発でなぎ倒す。さらに定がボディスラムを狙うが、着地した瀧澤がティヘラでコーナーに飛ばす。瀧澤が串刺し攻撃を狙うが、これをかわした定が裏投げで叩きつけて神崎にタッチ。
定は瀧澤の足をおっぴろげた形でコーナーにくくりつけて急所蹴り。神崎も定に合わせてかロープにくくりつけながら鼻をつまみ上げるといった普段は見せないラフファイトを見せ、定も顔を踏みつける形で加勢。
神崎はエルボーバッド、バックエルボーからサンセットフリップ。さらにスリーパーホールドで捕らえながら鼻をつまみ上げ、定にタッチ。
定は両手を広げて瀧澤に好きなようにエルボーを打たせていく。定は明後日の方向を指差し、レフェリーがそちらを向いた隙に瀧澤の顔面へ右ストレート。さらにキャメルクラッチで絞り上げ、ブレイクされるとエルボースマッシュ連打で追い打ち。さらにロープに飛ぶが、瀧澤がカウンターのドロップキックを突き刺して橋之介にタッチ。
橋之介が出てくると定&神崎が2人で橋之介をロープに振るが、橋之介はハンドスプリングエルボーで2人まとめてなぎ倒す。さらに定の追撃をコーナーでひらりとかわし、串刺しジャンピングニーからブレーンバスター。さらにランニングニーを発射も、かわした定がトラースキックからフルスイングのエルボーバッド。ロープに振られた橋之介がブーメランアタックを発射するも、定が地対空トラースキックで撃ち落とすという離れ業を見せ、トラースキック、ランニングニーと追撃。さらにロープに飛ぶも、橋之介がカウンターのドロップキックをぶち込み、両者タッチ。
瀧澤が突っ込んでくると神崎がバックエルボーで迎撃し、ロープへの振り合いを制してジャンピング・バックエルボー。さらにコーナーに駆け上ってダイビング・クロスボディ。定が飛び込んできて瀧澤にホップアップ式ニーアッパーを見舞い、神崎&定がサンドイッチ式ランニングニー。さらに神崎がフィッシャーマン・バスターで叩きつけるもカウントは2。
神崎&定が2人で瀧澤をロープに振るが、瀧澤はロープに捕まって追撃を逃れる。追撃しようと突っ込む定だったが、瀧澤が寸前でロープを引き下げたため場外に落下。橋之介は神崎にミサイルキックを見舞い、場外の定をプランチャで追撃。
瀧澤が神崎にRKOからチルト3を見舞って3カウントを奪った。
第2試合
平和な東久留米の昼間から夏が見られるということで場内は大盛りあがり。千賀は夏&ニード手島レフェリーとともにオープニングで会長たちが取っていたポーズを「末広通り商店会のポーズ」と真似る。
秀旺と千賀の対面でゴングが鳴ると、千賀が末広通り商店会のポーズで挑発しつつリストロックで支配し、グラウンドに組み伏せる。これを返した秀旺がショルダークローで千賀の僧帽筋を握り潰し、千賀はその痛みに絶叫。夏がカットするも、その後は全員入り乱れた場外戦へ。
オールスタンディングの観客席になだれ込んで暴れていく秀旺&ヒロシだが、ふらりと会場から出て行ってしまい中々戻ってこない。
よもや試合放棄かと思われたが、2人は愛機の自転車に乗って再登場。2人はそれぞれ千賀を轢殺。その後は秀旺が夏にも突っ込んでいくが、夏がムチでひっぱたいて迎撃。
リングに戻ると、千賀とヒロシの対面に。千賀は先程秀旺にやられたお返しにヒロシへショルダークロー。ヒロシはその痛みに絶叫……するかと思われたが「んああ~気持ちいい……もうちょっと、こっち。んあああ!いいなあ!楽になってきた!」とご満悦。
鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた千賀だが、「俺もいい?」と自ら座り込んでヒロシにショルダークローを要求。千賀も「あっ!気持ちいい!」と笑顔になる。ヒロシがヨーガのクンダリーニを高めながら千賀の腕を股間に挟むと、千賀は「なにしてんだ?!」と急所打ち。
千賀は夏のムチを手に取り「殺してやるぜ!」とひっぱたいていくも、ヒロシはなにかに憑かれたようにふらふらと起き上がる。
千賀が「悪いものが憑いてますねえ~」「な~ぜお前はそんなところにいるんだぁ~!お前がいるところはそこじゃないだろぉ~!」と除霊を開始し、夏が「織田無道じゃないからね?!」とキレッキレのツッコミ。ヒロシが「なんかスッキリしました!」と笑顔を見せると千賀も笑顔で返し、両者タッチ。
秀旺と夏の対面となると、夏がムチで秀旺を殴打。夏のムチと秀旺の逆水平チョップの打ち合いとなり、夏がバチンバチンと猛連打で打ち勝つ。しかし秀旺は「気持ちいいよ!」と余裕を見せ、夏のムチ攻撃をビッグブートで撃ち落としてボディスラムからショルダークロー。秀旺のショルダークローにはマッサージ効果は無いようで夏はその痛みに絶叫。千賀がカットして救出。
秀旺が突っ込んでいくも、夏はカニバサミでロープに倒して貫通ビッグブート。さらにコーナーに振って得意のブロンコバスターからの腰振り。夏がボディスラムを狙うが、秀旺が逆にボディスラムで叩きつけ、両者タッチ。
ヒロシと千賀がそれぞれロープに飛び、熾烈な十字ロープワークを展開。リング中央でピタリと立ち止まったヒロシが腕を絡め取って逆さ押さえ込み。そのまま三点倒立式の逆さ押さえ込みへと移行して3カウントを奪った。
第3試合
前回の末広通り商店会大会で新王者となったガッツ&妹加に挑戦状を叩きつけたミステリー。その際に用意すると宣言していたミステリアスパートナーの正体はなんと世羅りさ。
試合前にミステリー&世羅が握手を求めるも、ガッツは「田舎もんとは握手できないよ。田舎臭いの移っちゃう」と暴言を吐いてブーイングを浴びる。
ガッツとミステリーでゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べを展開。ミステリーが押し込んで離れ際にチョップを見舞うと、ガッツもチョップで応戦して打ち合いに。ガッツが鬼神ナックルで制してショルダータックルでなぎ倒すも、即座に起きたミステリーがボディスラムで反撃。痛み分けで両者タッチ。
妹加と世羅の対面となると、妹加が突っ込んでショルダータックル。さらにコーナーで顔面を踏みつけ、崩れ落ちた世羅の背中にスライディングラリアット。ガッツにタッチ。
ガッツは鬼神ナックルからボディスラムで叩きつけ、「立てコラ!」と鬼神咆哮。さらに「ガリガリ君みたいな頭しやがってお前!」と世羅の青い髪を掴んで引き起こし、妹加とともに顔面を踏みつけるという23区に住む文化的な人間とは到底思えない行為に及ぶ。
ガッツ&妹加がダブルのショルダータックルでなぎ倒し、妹加が逆エビ固め。妹加の身体をガッツが押し込んでさらにキツく絞る連携を見せる。ガッツはバックエルボーからヘッドバッドを連打しながら妹加にタッチ。
妹加は世羅をロープにくくりつけて背中への串刺しラリアット。ガッツにタッチ。
ガッツは世羅を強烈なラリアットで叩き伏せ、必殺のフェイスバスターを狙うが、着地した世羅がドロップキックを見舞ってミステリーにタッチ。
ミステリーはガッツ、妹加をランニング・クロスチョップでなぎ倒し、2人で向かってきたガッツ&妹加にジャンピング・ダブルラリアット。さらにコーナーに上ってガッツにダイビング・ラリアットを見舞い、コーナーに振って串刺しラリアットを狙う。これをガッツがカウンターのラリアットで迎撃するも、ミステリーはすぐにバックドロップで反撃。両者タッチ。
妹加とのコーナーへの振り合いを制した世羅が串刺しランニング・ダブルニーを叩き込み、リバーススプラッシュ式ダブルニードロップを発射も、かわした妹加がサイドスープレックスからアルゼンチン・バックブリーカー。
これをミステリーがカットし、世羅が妹加をミステリーへプッシュ。受け止めたミステリーがその場飛びのパワースラムで叩きつけ、間をおかず世羅がダブルニードロップで追撃。
世羅はロープに飛ぶが、ガッツがエプロンからミドルキックを見舞ってカット。妹加&ガッツがサンドイッチ式ラリアットを見舞い、ガッツが押さえつける中で妹加がダイビング・セントーンを投下。これで決まりかと思われたが、ミステリーがギリギリでカット。
妹加はラリアットを狙ってロープに飛ぶが、世羅がすくい上げてエアーズロック。さらにセラリズムバスターからリバーススプラッシュ式ダブルニードロップを決め、カットに来たガッツには真っ向からエルボー猛連打。ガッツが怯んだ所にミステリーが組み付いてチョークスラムで叩きつけて撃退。
世羅は妹加にエアーズロックIIからダイビング・ダブルニードロップを見舞って3カウントを奪った。
喜びの記念撮影を行うミステリー&世羅の元へ、トランザム★ヒロシが登場しマイクを取る。
ヒロシ「ヘイヘイヘイ!東久留米のお2人さんよぉ!マスクドミステリーと世羅りささんよぉ!……おめでとうございます!」
ミステリー「ありがとうございます!馬鹿にされた者同士、やってやったぜ!」
ヒロシ「私が誰か分かるかな?」
世羅「誰?」
ヒロシ「誰だと思う?」
ミステリー「噂のトランザム★ヒロシ!」
ヒロシ「当たってるなあ!」
世羅「そぉーなんだぁ~」
ヒロシ「どうだい?俺がトランザム★ヒロシだよ。なにしに来たか分かるかい?」
世羅「わかんない」
ミステリー「なにしに来たんだい?お祝いだろ?」
ヒロシ「分かるだろーがッ?!普通、ベルトを取った後にでてくるやつと言えば次の挑戦者だよッ!」
ミステリー「この世羅りさ、マスクドミステリーの初タッグで、一発でベルト獲ってんだからもう少しいい気分でいさせてくれよ!」
ヒロシ「そんな悠長なことじゃ防衛ロードを歩むのは難しいんじゃないか?来週、10月9日!」
ミステリー「3連休の最終日だな?!」
ヒロシ「3連休の最終日の月曜日!俺の地元……俺が小学4年生から中学3年生まで少林寺拳法を習っていた思い出の地・鷹の台でそのベルトに挑戦させろッ!」
ミステリー「めちゃくちゃゆかりのある選手が来たぞ?!」
世羅「(ミステリーは東久留米に)そういうの無いの?」
ミステリー「…………」
ヒロシ「フッ、お前らみたいなニワカとは違うんだよ。ちゃんとなあ、女性のパートナーも連れてくるぜ?(※パートナーを予想する観客の声に)言えるか!まだ!お楽しみだ!」
ミステリー「どうする?受ける?」
世羅「受ける」
ミステリー「受けるよ!」
ヒロシ「フハハ!じゃあ10月9日だな!首洗って待っとけ」
世羅「はい」
ヒロシ「頑張ります!」
(※ヒロシが去っていく)
ミステリー「地元の奴が挑戦してくるけど、負けないでちゃんと持って帰ろうな」
世羅「当たり前だろぉ?!1週間で落としてるようじゃチャンピオンの名が泣くぜ」
ミステリー「そうだ!思い返せば俺は去年、昼に獲って夜にこのベルトを失っているんだ!竹内会長に目も合わせられなかった、あの日は!今年はちゃんとやりますからね!次回もちゃんと持ち帰りますよ!タイトルマッチ、ありがとうございました。あと1試合あるんで楽しんでいってください!」
第4試合
今年の闘強商店会プロレスの主役とも呼べるジャガー横田が東久留米にも降臨。
試合前に握手を求めてきた薮下&Himikoを追い払おうとするジャガーだったが、尚も食い下がった薮下が強引に握手。
佐藤がおぼんを、薮下が黒帯を持ってにらみ合う中でゴングが鳴るも、レフェリーは「通常ルールだから!」と凶器を下げさせる。薮下が渋々黒帯を手放すと、背後からジャガーがイスで一撃。
佐藤&ジャガーがロープに振っておぼん&イスでの同時攻撃。さらにジャガーが薮下をイスに座らせておぼんを顔面に押し当てる中、佐藤が顔面へのドロップキック with おぼん。さらに佐藤が薮下をロープに振るも、薮下がフェイスクラッシャーで反撃。ロープ際でグリグリ踏みつけてからフットスタンプを見舞い、Himikoにタッチ。
Himikoは佐藤を首4の字固めに捕らえ、回避運動に合わせて形を変えてしつこく絞る。そこへ薮下がバシバシと黒帯でぶっ叩いて追撃。苦戦していた佐藤だったが、なんとか首を抜いてリバース・インディアン・デスロックに捕らえながら髪を引っ張り上げる。レフェリーが反則カウントを数え始めると解放してジャガーにタッチ。
ジャガーはHimikoをロープに振ってバックエルボー。さらにスリーパーホールドで絞り上げる。その背後から薮下がジャガーにスリーパーホールド。その背後から佐藤が薮下にスリーパーホールドと、4人で数珠つなぎに。レフェリーの反則カウントに合わせて全員技を解除すると、ジャガーがHimikoの顔面をロープにこすりつけていたぶってから佐藤にタッチ。
佐藤はHimikoをヘアホイップで投げ捨てていくが、薮下が飛び込んできて佐藤にヘアホイップ。コーナーに叩きつけられた佐藤へHimikoが低空ドロップキックで追撃し、ボディスラムで叩きつけて薮下にタッチ。
薮下は佐藤の髪を掴みながらのチンロックで絞り上げるが、ジャガーがおぼんを持ってリングに入ってくると技を解除して下がっていき、Himikoにタッチ。その間に佐藤もジャガーにタッチ。
Himikoが突っ込んでいくも、ジャガーはHimikoの耳を掴んで振り回し、コブラツイスト。さらにコーナーに振ろうとするが、振り返したHimikoが串刺しドロップキックからフェイスクラッシャー2連撃。さらに薮下とのダブルブレーンバスターを狙うが、ジャガーが急角度DDTで2人まとめて突き刺す切り返しを見せる。
ジャガーが薮下を引き起こそうとするも、薮下は一瞬の隙を突いて脇固め。佐藤に救出されたジャガーがコーナーに詰めて行くも、薮下はぶら下がり式腕十字で反撃。薮下がコーナー上からローリング・セントーンを発射も、ジャガーが回避して自爆させローリング・ギロチンドロップで追撃して佐藤にタッチ。
佐藤はダブルアーム・スープレックスから低空ドロップキックで追撃。さらにロープに振ってエルボーを発射も、薮下がローリングして回避し、黒帯を手に取り佐藤、ジャガー、セコンドに付いていたガッツまでも殴打。佐藤&ジャガーが2人がかりで掴みかかるも、薮下は2人まとめて払い腰で叩きつけ、佐藤をダブルリストアームサルトで投げてHimikoにタッチ。
Himiko&薮下は2人で佐藤をロープに振ってダブルのビッグブート。Himikoはエルボードロップからリバースタイガードライバーを狙うが、振り払った佐藤が脳天へのおぼん攻撃。さらにHimikoの顔面におぼんを押し当てながらのドロップキック。さらにロープに飛ぶが、吹っ飛んだおぼんを拾った薮下が佐藤に一撃。怯んだ佐藤へHimikoがリバースタイガードライバーを決めるもジャガーがカット。
Himiko&薮下が2人で佐藤をロープに振るが、佐藤はブーメランアタック式のミサイルキックで2人まとめてふっ飛ばし、Himikoにフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。さらに、ジャガーが薮下へ、佐藤がHimikoへ同時にジャーマン・スープレックス・ホールドを見舞う競演を見せ、これで3カウントを奪った。
ジャガー「皆さん!今日はありがとうございます!ジャガー横田です。いかがでしたか?!(※大歓声が起きる)ありがとうございます!皆さん温かいですね。東久留米駅前商店会の会長、竹内会長!リングに上ってください!(※竹内会長がリングへ)ありがとうございます」
竹内会長「今日はありがとうございました!今日はジャガー横田選手にも来ていただきまして、すごく迫力のある試合で、あっという間の1時間でした。今回商店会プロレスは第2戦ですが、まだまだ続きます。来週10月9日、小平・たかの台地区商店会。小平中央公園で行います。13時から!ぜひ皆さん来てください!よろしくお願いします!」
<大会後コメント>
マスクドミステリー&世羅りさ
ミステリー「たまプロタッグチャンピオンになりました!」
世羅「なっちゃいました!」
ミステリー「東久留米駅前商店会代表のマスクドミステリーと……」
世羅「世羅りさで~す♪」
ミステリー「(拍手)」
世羅「イェイ♪素晴らしい!」
ミステリー「1年ぶりの闘強商店会プロレス、東久留米でチャンピオンになれた。こんな喜ばしいことはないです」
世羅「そうですね。私たちホームでしたからね」
ミステリー「世羅さんもよく来ていただきました。初タッグとは思えぬ連携もちゃんと出たりして」
世羅「ホントですよ~!我々の連携良かったですよね」
ミステリー「良かったよね。向こうなんて組み慣れてるからどうなるかと思ったんだけども、しっかりね、ワンチャンでチャンピオン!」
世羅「ワンチャン!」
ミステリー「来週、9日ですよ。小平・たかの台地区商店会。小平中央公園噴水広場でやりますけど、そこでトランザム★ヒロシが誰かを連れて挑戦してきます。このベルトはね、防衛戦が成功しないベルトとして巷で囁かれてるんですよ(※歴代王者が全組初防衛に失敗or初防衛戦前に返上)」
世羅「そうなんですか?!」
ミステリー「そのジンクスを打ち破るって我々が初防衛を決めたいと思います」
世羅「初防衛してみせます!」
ミステリー「よろしくお願いします!」
――『田舎者とは握手できない』などと思い上がった23区民の驕り高ぶりを粉砕しての王座戴冠だった
世羅「たしかに。田舎者って言われましたよ!そんなことあります?」
ミステリー「なんていうかね、怒髪天を衝くって気持ちですよ」
世羅「アイツら元々どこ出身だよ?」
ミステリー「1人は埼玉だからね」
世羅「埼玉ァ?!」
ミステリー「春日部なんだから」
世羅「ガッツ春日部?」
ミステリー「ガッツ春日部なんだから」
世羅「なんだよぉ~。尾崎だってアレだろ?京都のド田舎だろ?知ってんだよこっちは!」
ミステリー「新宿にいるからって舞い上がっちゃってるんだ」
世羅「チョーシ乗りやがって!」
ミステリー「都下の人間を田舎者よばわりしちゃって」
世羅「新宿だけが東京じゃねーぞってことを思い知らせてやりましたからね。次は田舎モン同士の小平と」
ミステリー「そういうことになっちゃうね」
世羅「仲良くやらしてもらいますわ」
ミステリー「そうだ!」