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10.212023
試合結果 10/21 『末広通り商店会プロレスフェスティバル2023』
『末広通り商店会プロレスフェスティバル2023』
観衆:400人(超満員)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[Speed of Sounds]○ツトム・オースギ(フリー)&バナナ千賀(フリー)
3分52秒 横入り式エビ固め
見た目が邦彦(西口)&●ザ・シロート・カブキ(西口)
▼再試合
[Speed of Sounds]○ツトム・オースギ(フリー)&バナナ千賀(フリー)
3分40秒 横入り式エビ固め
見た目が邦彦(西口)&●ザ・シロート・カブキ(西口)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
[渡鳥連合]▲藤原秀旺(アライヴアンドメジャーズ)
8分9秒 両者リングアウト
[酒井組]▲酒井博生(フリー)
▼たまプロタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/たかの台地区商店会】トランザム★ヒロシ(BASARA)&●唯我(バトスカフェ)
10分10秒 逆さ押さえ込み
【挑戦者組】○瀧澤晃頼(TTT)&尾崎妹加(フリー)
※王者組が初防衛に失敗。瀧澤&妹加が第9代王者となる。
▼6人タッグマッチ 60分1本勝負
○ガッツ石島(TTT)&神崎ユウキ(TTT)&橋之介(フリー)
13分50秒 フェイスバスター→片エビ固め
黒田哲広(フリー)&●マスクドミステリー(TTT)&関根龍一(BASARA)
オープニング
6月の商店会プロレスでは大寝坊してオープニングに間に合わなかった解説のミスター雁之助もこの日は無事到着。
対戦カード発表から雁之助&のげの前説が行われるが、観衆の1人が「話なげーよ!」「早くやれ!」「はようはようせい!」と怒鳴り始め、ピリピリとした空気の中で大会開始。
第1試合
オースギ&千賀が先に入場し、続けて見た目ががリングイン。そこで先程の迷惑客が突然リングに乱入し会場は騒然。「あぁ、そういうことね」となんらかの納得をしたような言葉も観衆の口から漏れるが、どうやら本当にやっちゃダメなタイプの乱入。
雁之助が「仕込みじゃないんですか?!」と驚きの声を上げる中、大暴れする迷惑客を選手・スタッフ総出でリングから引きずり降ろし、なんとか事を収める。
千賀が「お前すげぇパートナー連れてきたなぁ~(笑)」と大はしゃぎする中、テンパった見た目が「知らないよぉ、俺ぇ~!ゴングを鳴らせぇ~」と要求したため試合が始まってしまい、SOSにボコボコにされる。
見た目がが「ちょっと待ってくれ!今日はお前らを倒すために西口プロレスからすげぇ奴を呼んでんだよ!アイツじゃないよ?!ミュージックを鳴らせぇ~!かもぉ~ん」とシロート・カブキを召喚。
カブキがたっぷりと時間をかけて入場し、毒霧代わりにコールドスプレーを虚空に向けて噴射する中、オースギがスクールボーイ。既にゴングは鳴っていたため3カウントが入り、試合終了。
見た目がが退場していくSOSを呼び止め、「最初の人のインパクトがすごくて……」と苦笑いしつつカブキを紹介。「というわけでもう1回やってやるよ!」と再試合を要求。SOSがノリノリで襲いかかって再試合開始。
カブキが見栄を切りながら千賀にナックルを見舞っていき、「次はどっちかなぁ~?」と左右の拳を掲げる。千賀が「なにこれ。選ぶの?」と左を選ぶと、カブキが右のナックル。再び選ばせ、千賀が「間違ったら殴られるの?さっきこっち(右)だったからこっち(左)」と選ぶと、カブキが「正解!」と左のナックル。
千賀が「俺もやるぞ!こっち(左)かな?こっち(右)かな?あと、こっち(股間)かな?」と迫っていくと、カブキが「皆さんのご期待に応えて、こっち(股間)!」と選択。千賀がバナナをカブキの顔面に叩き込み、両者タッチ。
オースギと見た目がの対面となると、見た目がが「あっ!さっきのおじさんだ!」と指差すとオースギがそちらを警戒。見た目が足払いで倒して見た目がクラッチも、オースギが怪訝な顔で肩を上げてカウント2。
千賀が見た目がを、オースギがカブキをヘッドロックで捕らえながらぶつかっていき4人同時に倒れ込んでエストレージャの形から全員同時にカウント2で起き上がる。
オースギがカブキにチョップを見舞っていくと、倒れそうになったカブキが後ろ手にコールドスプレーを噴射し、ジェットの力で持ち直す。このままでは倒せないと踏んだオースギが千賀とともにダブルチョップ。ジェット噴射で起き上がろうとするカブキだったが、ダブルチョップのダメージが思いの外甚大だったか前のめりにバタリと倒れ込み、SOSが2人で押さえ込んで3カウントを奪った。
第2試合
TTTではチケット販売券をめぐるダフ屋抗争を展開している秀旺と酒井。TTT9月大会でのシングルマッチ以来、約1ヶ月半ぶりのシングルマッチが実現した。
昼の新宿が似合わない闇社会の空気をまとって入場する酒井組長に対し、秀旺は岩手から自転車で540km移動して新宿の街に到着。
ゴングが鳴ると、両者アップライトに構えながらシュッシュと息を吐きながら掌底やローキックで牽制。酒井が連続でローキックを当てていくと秀旺は一旦場外に退避。
リングに戻って再び向き合うと、酒井がミドルキックを連打。秀旺はこれをキャッチして酒井にサミングを見舞い、場外に放り出して暴行。鉄柱に叩きつけられかけた酒井が逆に秀旺を鉄柱に叩きつけ、サッカーボールキックで追撃する。
酒井は秀旺をリングに戻してストンピングを連打も、秀旺は下からローブローを見舞い自転車用ヘルメットを装着。ヘルメットのツバの部分をぶち当てるヘッドバッドを連打し、ビッグブートで倒してショルダークローからDDT。
秀旺が逆水平チョップ、酒井がミドルキックで撃ち合っていく中、秀旺は両手を広げて「気持ちいいよ!」と挑発。酒井がミドルキックを連打してブレーンバスターからサッカーボールキック、ヤクザキックと連撃。
秀旺が場外に逃げていくと酒井も追っていって観衆の中に飛び込みながらの殴り合い。そんな中で秀旺が自転車に乗って酒井を轢殺。秀旺がマウントパンチを連打している中で場外カウント20が数えられ、両者そのままリングアウト負けとなった。
秀旺は自転車に乗ってまた岩手へと帰っていき、酒井はそんな秀旺の背中を呆然を見送った。
第3試合
歴代の全王者が防衛回数0回で手放してきた“呪いのベルト”と化しつつあるたまプロタッグ王座。闘強商店会プロレス最終戦で同王座を手にしたたかの台地区商店会のトランザム★ヒロシ&唯我が、瀧澤晃頼&尾崎妹加を初防衛戦の相手に迎え撃った。
唯我と妹加の対面でゴングが鳴ると、手4つでの力比べを展開。互角と見るやショルダータックルでのぶつかり合いへ。唯我がなぎ倒していくが、妹加も即座に起き上がってショルダータックル。両者タッチへ。
ヒロシと瀧澤の対面となると、両者深々と一礼し柔道の試合を開始。両者組み合っていき、ヒロシが大内刈り。一本取ったヒロシが勝鬨を上げるも、プロレスの試合だったため続行。起き上がった瀧澤が再び深々と一礼。また柔道の試合が始まり、今度は瀧澤が双手刈り。瀧澤が一本取るも、ブチ切れたヒロシが突き飛ばしてマウントエルボーを連打。唯我にタッチしつつコーナーで顔面を踏みつける。
唯我は瀧澤をスリーパーホールドで絞め上げながら鼻をつまみ上げて観衆に撮影を要求。さらにボディシザースからダイヤル固め。ヒロシにタッチ。
ヒロシは瀧澤をコーナーに詰めて打撃を連打。さらに「泣いてんのかぁ~?」と髪を掴んで瀧澤の顔を観衆に見せつけつつロープにこすりつけて攻撃。さらに連続エビ固めでスタミナを削ってからロープに飛ぶ。瀧澤がドロップキックを放つもヒロシがかわして自爆させ、再びロープに飛ぶも瀧澤が今度はドロップキックをヒットさせ妹加にタッチ。
妹加はヒロシをコーナーに振り、援護に来た唯我の攻撃をヒロシに誤爆させた上で2人にまとめて串刺しラリアット。さらに2人にまとめてショルダータックルでなぎ倒し、ヒロシにエルボードロップ、セントーンと連撃。続けてアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、ヒロシが着地して払い腰。両者タッチ。
瀧澤が唯我をロープに振ってバックエルボー。さらに串刺しビッグブートから振り子式ドロップキック、ブロンコバスターからブロンコ式串刺しドロップキックと連撃。瀧澤はブレーンバスターを狙うが、唯我が着地して脇固め。瀧澤が抜け出そうとすると回避運動に合わせて唯我がDDT。さらにハイキックからフィッシャーマンズ・スクリューで叩きつけ、ヒロシとともに2人で瀧澤をロープに振る。瀧澤はクロスボディを発射も、2人はしっかりとキャッチ。そこへ妹加が突っ込んできて瀧澤ごと2人を押し倒す。
妹加が瀧澤をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げ、そのままグルグルと振り回して2人をそれぞれなぎ倒し、倒れた唯我に瀧澤を投擲。瀧澤は唯我にチルト3を狙うが、唯我が振り払って払い腰。さらにヒロシが大外刈り、唯我が払い腰、ヒロシも払い腰。さらに2人で合体STOを狙うが、瀧澤が振り払ってダブルラリアット。さらに妹加が飛び込んできてダブルラリアット。
瀧澤は唯我に右打ちを狙うが、唯我が振り払ってエルボーを発射。これをかわした瀧澤が連続で逆さ押さえ込み。3度目のトライで3カウントを奪い、たまプロタッグ王座戴冠を果たした。
第4試合
メインイベントはガッツ石島&神崎ユウキ&橋之介vs黒田哲広&マスクドミステリー&関根龍一という豪華なタッグマッチ。ガッツが「酔っ払いのおっさんどこ行ったんだ!ぶちのめしてやる!」と件の乱入者をネタにしつつ黒田らを挑発するが、どうやら裏では例の人が本当にまた乱入しようとしていたのをスタッフ陣が必死に止めていた様子。
神崎と関根の対面でゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べを展開。神崎が押し込んで離れ際にチョップを見舞うと、関根はローキックで反撃しヘッドロック。そのままリストロックの応酬となり、関根の腰投げを神崎がヘッドシザースで切り返し、両者タッチ。
橋之介とミステリーの対面となり、ミステリーがショルダータックルでなぎ倒せば橋之介も即座に起き上がってエルボー連打。ミステリーが強烈なエルボースマッシュでふっ飛ばしてロープへ走るが、橋之介がカニバサミでロープに倒し、エプロンからのドロップキック。ガッツにタッチ。
ガッツは神崎&橋之介とともにコーナーでミステリーの顔面を踏みつけ、ロープに振ってバックエルボー。神崎にタッチ。
神崎はサンセットフリップを見舞って引き起こすが、ミステリーがサミングで怯ませて黒田にタッチ。
黒田は神崎へコーナーポストを使った“伝統芸能”哲っちゃん足殺し。さらにチョップを連打していくと、神崎もチョップで応戦。黒田はサミングからスリーパーホールド。神崎がロープに足をかけてブレイクすると、黒田が関根にタッチ。
関根は首投げからサッカーボールキックを連打。黒田にタッチ。
黒田も首投げからサッカーボールキックを見舞うフェイントからスリーパーホールド。神崎がロープブレイクすると、黒田がロープを使ったニーロック。ミステリーにタッチ。
ミステリーは顔面へのニードロップ連打からダブルレッグロックに捕らえつつ背中へのエルボードロップ。関根にタッチ。
関根が出てくると神崎がチョップ連打で攻撃も、受けきった関根が強烈なミドルキック。さらにブレーンバスターを狙うが、着地した神崎が関根の振り向きざまにエルボーバッドを叩き込み、ブレーンバスター。ガッツにタッチ。
ガッツは3人をそれぞれショルダータックルでふっ飛ばし、関根をボディスラムで叩きつける大暴れ。黒田&ミステリーがガッツをロープに振るが、ガッツはダブルラリアットで2人まとめてなぎ倒す。橋之介にタッチ。
橋之介は関根にミサイルキック。黒田&ミステリーにはハンドスプリングエルボーを見舞って蹴散らし、関根にみちのくドライバーII。さらにランニングニーを発射も、かわした関根がエルボー連打。橋之介もエルボーで応戦しローリングエルボーを発射も、関根がソバットでカウンターしカミカゼで叩きつけて黒田にタッチ。
関根&ミステリーも参加したトレイン攻撃から黒田がラリアット。さらに冬木スペシャルから地団駄ラリアットを発射も、かわした橋之介がドロップキック。両者タッチ。
神崎とミステリーの対面。神崎がドロップキックから串刺しジャンピングエルボー。さらにコーナーに駆け上がってダイビング・クロスボディを投下。さらにくるくるエルボーからジャンピングニーを発射も、足をキャッチしたミステリーがそのままパワースラム。ミステリーがロープに飛ぶと、神崎がブサイクへの膝蹴りを叩き込んでガッツにタッチ。
ガッツはミステリーにラリアットも、ミステリーは倒れず耐え、2発目のラリアットをかわしてバックドロップ。黒田&関根がなだれ込んできてトレイン攻撃からダブルブレーンバスター。さらにミステリーがコーナーからダイビング・ラリアット。
ミステリーがロープに飛ぶが、ガッツはフライングニールキックで迎撃。神崎&橋之介も参加したトレイン攻撃から神崎がフロッグスプラッシュ、橋之介がムーンサルト・プレス。これは黒田&関根がカットするも、橋之介がドロップキックで2人まとめて場外へ排除。橋之介がプランチャで追撃し、勝負をガッツに託す。
リング上ではガッツとミステリーが激しいチョップ合戦を展開。ミステリーがチョークスラムを狙えば、ガッツが着地して延髄斬り。さらにラリアットからフェイスバスターで叩きつけて3カウントを奪った。
ガッツ「今日は土曜の朝早くから皆様ご来場ありがとうございます!こんなに朝早くからプロレス見に来るなんて、お前らいい意味でキチガイだな!(※観衆から「ありがとう!」「ご褒美ご褒美!」とレスポンス)ということで!会長、会長はどこいますか?あっ!小さくて見えなかった!あっ!乱入すんなよ?!(※拗ねて帰ろうとする石川会長を必死に呼び止める)酔っ払い、一言お願いします!」
石川会長「すみません、酔っ払いの乱入です。違う違う(笑)皆さんご来場ありがとうございます!ホントに今日はダフ屋も不法投棄も無かったのに、不法乱入がございまして……。なんという街でしょうか。治安悪い。ホントに治安悪い(笑)明日も9:30から開催します。皆さんご来場くださいね。それから、雁之助さん!」
(※解説のミスター雁之助がリングへ)
雁之助「最後までのご観戦誠にありがとうございました。今日は10:30からでしたが、明日は9:30から。1時間早いですけど、また早起きして、日曜日の朝にまた皆さんとここでお会いしたいと思います。もうお昼時なんで、みなさんヒロスエ……」
ガッツ「末広ッ!(笑)」
雁之助「あっ、ヒロスエ……末広通り商店会の方でお食事を楽しんでください。本日はありがとうございました!」