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4.152024
試合結果 4/13 新木場1stRING『CONVICTION 3』
『CONVICTION 3』
観衆:163人
▼第1試合「新木場闘会始」(20分1本勝負)
●MEN’Sテイオー(フリー)&ツトム・オースギ(フリー)&政岡純(フリー)
0分36秒 反則
怨霊(666)&○バナナ千賀(フリー)&大和ヒロシ(フリー)
▼再試合
●MEN’Sテイオー(フリー)&ツトム・オースギ(フリー)&政岡純(フリー)
9分43秒 反則
怨霊(666)&○バナナ千賀(フリー)&大和ヒロシ(フリー)
▼第2試合「七色のチョークスラムvsはびきのブロンコ」(30分1本勝負)
○マスクドミステリー
6分40秒 チョークスラム→片エビ固め
●佐々木幹矢(道頓堀)
▼第3試合「スペシャルシングルマッチ」(30分1本勝負)
○藤田ミノル(フリー)
11分3秒 腕極め首固め(仮)
●定アキラ(AlmaLibre)
▼セミファイナル「TTT認定インディー統一タッグ選手権」(60分1本勝負)
【王者組】瀧澤晃頼&○神崎ユウキ
16分4秒 フロッグ・スプラッシュ→片エビ固め
【挑戦者組/轟炎紫電】●レッカ(新台湾)&ガイア・ホックス(フリー)
※第5代王者組が初防衛に成功。
▼メインイベント「TTT認定インディー統一無差別級選手権試合」(60分1本勝負)
【王者】○ガッツ石島
13分40秒 ラリアット→片エビ固め
【挑戦者】●松崎和彦(アライヴアンドメジャーズ)
※第7代王者が5度目の防衛に成功。
第1試合
この日は、政岡もMEN’S CLUBのTシャツを着用してメンバーの1人として登場。
師匠のことが大好きな千賀に対し、テイオーは辛辣な扱いを続けてきた。
この日も、千賀らが入場した瞬間になぜか怒り狂ったテイオーがスピアーでなぎ倒してマウントナックル連打。周囲に引き剥がされても執拗に千賀を襲撃し、Tシャツで首を絞め上げる。一向に止める気配が無かったため、レフェリーがテイオーの反則負けを宣言。わずか36秒での決着となった。
これにはオースギも「師匠!俺らの出番無いじゃないッスか?!俺らもプロレスしたいッスよ!」と猛抗議。場内の延長コールに応える形で再試合が行われることに。説明は一切なかったが試合はノータッチルールで行われていた。
オースギと怨霊の対面でゴング。ロックアップで組み合うとエクトプラズムが舞い、オースギが咳き込む。ならばとロープに飛んでスピードで翻弄しようとするが、オースギがドロップダウンした瞬間に怨霊もドロップダウンしてその怖い顔を眼前に突きつける。オースギが悲鳴を上げて逃げ回り、両者タッチ。
政岡と大和の対面。軽快なリストの取り合いから政岡がサミングで怯ませ、自軍コーナーに押し込んでテイオーにタッチ。
ロックアップで組み合い、テイオーが押し込んでクリーンブレイクしてからにこやかに握手。大和が怨霊にタッチ。
テイオーが怨霊をロープに押し込み、クリーンブレイクしてからにこやかに握手。「もうテイオーも冷静になったのでは?」ということで怨霊が千賀にタッチ。
千賀が出てきた瞬間にテイオーがブチ切れ、低空タックルで倒してマウントナックル連打。オースギ&政岡が必死に引き剥がす。
オースギと千賀のパートナー対決。目まぐるしいロープワークの応酬からオースギがティヘラ。
政岡と大和の対面。アームドラッグや足払いの応酬から政岡が打点の高いドロップキックで場外に吹き飛ばす。
再びテイオーと怨霊の対面。テイオーが軽快なロープワークからショルダータックルでなぎ倒し、コブラツイストで固めつつオースギにタッチ。
テイオー&オースギがダブルショルダータックルで倒してからMEN’S CLUBポーズ。
テイオー&政岡がダブルショルダータックルで倒してからMEN’S CLUBポーズ。
政岡が怨霊に往復フットスタンプからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、怨霊がカウンターのくるくるエルボー。千賀にタッチ。
千賀は政岡、テイオーにドロップキック。さらにオースギにもドロップキックを発射も、かわしたオースギが政岡と2人で連携を狙う。千賀はこれを軽やかにかわしつつコーナーに飛び乗って政岡にミサイルキック。さらに前転からの延髄切りを発射も、政岡が回避してビッグブート連打からロープに飛んでヒザへの低空ドロップキック。さらに頭頂部へのかかと落としから顔面へのトラースキックを発射。これをキャッチして振り払った千賀がトラースキックをクリーンヒットも、大和がカット。
オースギと大和の対面。大和がコーナーに振って串刺しスピアーからロープに飛んでスピアー。さらに「スライディング!エーックス!」とポーズを決めてからスライディングX。続けてジャーマン・スープレックスを狙うが、オースギが着地してコーナーに上がり、ダイビング・バックエルボー。
テイオーと怨霊の対面。怨霊が怨霊ドライバーを狙うも、テイオーがコーナーに押し込む。怨霊がリバースしてテイオーをコーナーに上げ、雪崩式フランケンシュタイナーを狙う。しかし、テイオーは雪崩式マンハッタンドロップで切り返して見せ、エルボー連打からローリングエルボー。さらに滞空時間の長いブレーンバスターで叩きつけるも、千賀がカット。
テイオー&オースギ&政岡がトリプルエクスタシーを狙うが、千賀がテイオーに体当たりしてカット。
怒り狂ったテイオーが千賀をタコ殴りにし、手首のバンテージを剥がして首を締め上げる。レフェリーの制止もガン無視したため、再びテイオーの反則負けがコールされた。
第2試合
“はびきのブロンコ”佐々木幹矢がTTTに初上陸。ミステリーとは2005年デビュー組の同期なのだという。
佐々木が胸に十字を切りながら握手を求めると、ミステリーは警戒しつつもこれに応じてからゴング。
ロックアップからバックの取り合い、リストの取り合い、ヘッドロックの奪い合いから佐々木がスクールボーイで転がしてからスピニング・トゥーホールドを狙う。ミステリーは下から蹴り上げて脱出するも、佐々木はテキサス・ナックルパートを連打。
ミステリーがキャッチしてエルボースマッシュでかち上げ、スリーパーホールド。さらに顔面へのニードロップ。さらにコーナーに振ってバックエルボーを狙うが、佐々木がブートで止めてコーナーに上っていく。
ミステリーは下から投げ落とそうとするが、佐々木が上からテキサス・ナックルパートで撃退。さらにコーナートップから飛び込んでいくが、ミステリーが喉輪でキャッチ。佐々木は慌てて場外へとエスケープ。
佐々木がリングに戻ってくると、ミステリーはすかさず喉輪。佐々木はロープにしがみついてブレイクするも、ミステリーがコーナーに叩きつけて串刺しタックルを連打。さらにコーナーマットに顔面をガンガンと打ち付け、バックドロップで叩きつける。
ミステリーはチョークスラムを狙うが、着地した佐々木がテキサス・ナックルパート。さらに伝家の宝刀たるスピニング・トゥーホールドを狙っていくが、ミステリーが舌から喉輪。佐々木は構わずさらにテキサス・ナックルパートを叩き込んでふっ飛ばし、串刺し攻撃を狙う。
ミステリーはブートで止めてコーナーに上っていくが、佐々木が下からテキサス・ナックルパート。ミステリーがエプロンに落下すると、佐々木はさらにテキサス・ナックルパート。ミステリーがリングに戻ってくると、佐々木はさらにテキサス・ナックルパート。
そしてついにスピニング・トゥーホールドが何度も決まり、試合は終わったかと思われたが、ミステリーが下から蹴り上げて脱出。佐々木の振り向き様に組み付いてチョークスラムで叩きつけて3カウントを奪った。
試合後、ミステリーが佐々木の健闘を称えて握手を交わすも、佐々木の答えはテキサス・ナックルパート。怒ったミステリーが場外でぶん殴ってやり返し、2人はにらみ合いながら退場していった。
第3試合
試合前に定が握手を求めるも、藤田がこれを拒否。
ゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べからバックの取り合い、グラウンドでの首の取り合いからクリーンブレイク。
リストの取り合いから定がフロントネックロックで固め、そのままブレーンバスター。さらに定がランニングニーを発射も、これをキャッチした藤田がコーナーに叩きつけて顔面をメチャクチャに踏みつけていく。定はその足をキャッチしたまま起き上がって突き飛ばし、ショットガンドロップキックでコーナーに叩きつける。
場外に転がりでた藤田を追って定がエプロンに降りると、藤田が下から奈落式デッドリードライブ。藤田はエプロンや鉄柱へと叩きつけていくが、定は会場に転がっていた脚立を拾って藤田を殴りつけ、場外ブレーンバスター。
場外カウント19で2人がリングに戻ると、ラリアットで真っ向からのぶつかり合いを展開。藤田が丸め込みで定の隙を作り、ラリアットをクリーンヒット。
藤田はその場飛びのボディプレスからコーナーに上ってダイビング・ボディプレス。定はこれをカウント1で返し、藤田の顔面にナックルを叩き込む。藤田もナックルでやり返し、相打ちとなってダブルダウン。
両者四つん這いになりながらヘッドバッドをゴツゴツとぶつけ合い、膝立ちのまま激しいエルボー合戦を展開。両者ふらつきながらも意地で倒れないままエルボー合戦が続き、両者敢えてノーガードで相手の本気の一撃を受け合っていく。
藤田が延髄切りで均衡を破り、SAYONARAを狙うも定が背面着地してスリーパーホールド。藤田がロープに向けて伸ばした手を取ってクロスアーム・スリーパーに捕らえるも藤田はギブアップせず気迫の咆哮。
定は技を解いて後頭部へのエルボーを叩き込み、ロープに飛ぶ。藤田がカウンターのスピアーで迎撃しマウントナックル&エルボーを連打。さらに定の両腕を掴みながら顔面へのストンピングを連打していく。
藤田は定を無理やり引き起こしながらエルボーで叩き伏せていくが、定も意地のカウンターエルボー一閃。定は藤田の腕を取りながらエルボーの猛連打。さらにパンプハンドル式のドライバーで突き刺すもカウントは2。ならばと変形みちのくドライバーIIで突き刺し、必殺のスパインバスターを狙うも、藤田が定の腕をハンマーロックに捕らえながらの首固めで3カウントを奪った。
悔しがる定だったが、藤田の前に座って座礼を交わしてから退場していった。
第4試合
試合前に挑戦者組が握手を求めるも、王者組はパートナーとだけ握手を交わして下がる。
瀧澤とレッカの対面でゴング。ロックアップからリストの取り合いとなり、互いに身軽な身のこなしからクリーンブレイク。両者タッチ。
神崎とガイアの対面。ガイアがビッグブートで先制するも神崎はふっ飛ばされた反動で走ってショルダータックル。ガイアはハンドスプリング式オーバーヘッドキックを狙うが、神崎がかわしてアームドラッグからドロップキック。瀧澤にタッチ。
瀧澤はコーナーでガイアの顔面を踏みつけていき、ボディブロー連打から神崎にタッチ。
神崎は瀧澤とともにコーナーでガイアの顔面を踏みつけていき、ロープに振ってバックエルボーからサンセットフリップ。さらにコブラツイストで絞り上げて行くが、ガイアがヒップトスで脱出。神崎はロープに振ろうとするが、コーナーから手を伸ばしたレッカがガイアにブラインドタッチ。
ガイアがロープに走ったところでレッカが神崎に一撃入れて怯ませ、ガイアのスライディングエルボースマッシュからダブルのカンフーキック。
レッカは強烈な逆水平チョップを連打して神崎の胸を真っ赤に染め、ガイアにタッチ。
ガイアはレッカとともにコーナーで神崎の顔面を踏みつけ、ボディスラムから滞空時間の長いセントーン・アトミコ。さらに首投げで転がしてから後頭部への急角度低空ドロップキック。レッカにタッチ。
レッカはボディスラムからエルボードロップ9連打。続く10発目は高く飛び上がってのジャンピング・エルボードロップ。さらに逆水平チョップの連打からロープに走るが、神崎がカウンターのドロップキック。瀧澤にタッチ。
瀧澤はレッカの攻撃をガイアに誤爆させ、うろたえるレッカの顔面にスライディングキック。コーナーに詰めて振り子式ブロンコバスターから振り子式串刺しドロップキック。さらにブルーサンダーからチルト3を狙うが、レッカが振り払って顔面をぶち抜くドロップキック。ガイアにタッチ。
ガイア&レッカがコンビネーションカンフーキック。レッカのカミカゼから2人でその場飛びの合体ヴァルキリー・スプラッシュ。さらにガイアがフックキックからリバース・スリングブレイド、側頭部へのカンフーキック。
ガイアがランニングニーを発射も、瀧澤がキャッチしてバイシクルキック。ロープに飛んだ瀧澤だったが、ガイアが追走してスーパーマンパンチを見舞い、二段式のジャンピング・ニー。怯まず雄叫びを上げた瀧澤がロープに飛び、フライング・クロスボディで反撃。両者タッチ。
神崎とレッカが真っ向からのエルボー合戦を展開し、神崎が猛連打するとレッカは「もっとくれよォーッ!」と雄叫びを上げ、逆水平チョップで怯ませてからスワンダイブ式ミサイルキック。
さらにレッカが串刺しゼロ戦キック。神崎のクロスボディをキャッチして投げようとするが、着地した神崎が低空ドロップキックでヒザを撃ち抜いてからDDT。コーナーに上ってダイビング・クロスボディで圧殺するもガイアがカット。
瀧澤がガイアを排除し、レッカをコーナーに振って瀧澤の串刺しフロントハイキック&神崎の串刺しクロスボディの合体攻撃。さらに2人で肩を組みながらのミサイルキックで吹っ飛ばす。
神崎はジャーマン・スープレックスを狙っていくが、レッカが「ガイア!」と叫ぶと一瞬で意図を察したガイアが飛び込んできて神崎にRKO。さらにレッカのフラップジャックからガイアのシザースキックが炸裂。続けてレッカが後頭部へのスライディング・ラリアットを叩き込む。
これを瀧澤がカットし、ガイアにRKO。レッカが神崎を担ぎ上げるも、神崎は背面着地してレインメーカー式ジャンピング・ニー。さらにカウンターのブサイクへの膝蹴りを叩き込み、垂直落下式フィッシャーマン・バスター。
神崎はさらにブサイクへの膝蹴りを放つが、レッカがキャッチ。神崎が強烈なビンタを叩き込んで怯ませると、瀧澤が飛び込んできて必殺の右打ち。間髪入れずに神崎がコーナートップからフロッグ・スプラッシュを見舞い、これで3カウントを奪った。
瀧澤「おっしゃ!初防衛だ!しかも神崎が3つ獲ってくれました!勢いに乗ってるね。後楽園まで僕たちは防衛していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。……(※次期挑戦者の登場を期待して花道の方をじっと見つめる)勢いに乗って防衛してるのに、人気がないタッグチームみたいで……。次の挑戦者が中々来ません。(※もう1度花道の方を見てから)……来ませんッッ!!人気がないのかな。僕たち頑張ってるのに。僕たちは防衛したいのに。最悪、防衛しなくても持ってればいっかぁ。いっぱい防衛しないとダメか。でも残念だけど、今日は挑戦者が現れないので、このまま僕たちは帰ろうと思います」
しかし、ここで弥武リングアナが次期挑戦希望者から手紙を預かっていることを告白。石川会長によって読み上げられた。
石川会長(代読)「姉さん、事件です。姉さん、夜勤のため今日の仕事は22時からで、俺は丸太のように眠り込んでおり……すみません、手紙になると昔見てた高嶋政伸の『HOTEL』を思い出してしまいます。話を戻します。今日のタイトルマッチ、7:3でレッカ&ガイアが勝ってると思うので、レッカ&ガイア組とタイトルマッチをさせてください。よろしくお願いします。レッカ&ガイア!5月、勝つのは俺たちSpeed of Soundsだ!瀧澤&神崎組が勝ってたらゴメンネ♪」
この挑戦表明を受け、石川会長は5月11日の新木場大会にて、瀧澤&神崎vsオースギ&千賀のタッグ王座戦を決定した。
神崎「おっしゃあ!SOSッ!タッグチームの中でメチャクチャ強いチーム!絶対に勝ってやるッ!来月も応援お願いしますッ!」
第5試合
この日の松崎は、盟友・戸井克成をセコンドに連れて登場。
ゴングが鳴ると、ロックアップで組み合ってじっくりとした力比べを展開。リストの取り合いからクリーンブレイク。手4つで組み合って真っ向からの腕力勝負を見せるが、松崎がカニバサミで倒してレッグロック。ガッツが抜け出そうとするも、松崎が腕固めや胴絞めなど形を変えながら切り返す巧みなレスリングテクニックで圧倒。バックマウントを取りながらのスリーパーホールドで仕留めにかかる。
ガッツはなんとか頭を抜いてヘッドロックで切り返し、全体重を乗せて押さえ込む。さらに腕固めに捕らえるも、松崎がヘッドシザーズ・ホイップで切り返してそのままクルック・ヘッドシザースへ。
ガッツが上から潰してカバーし、松崎がキックアウトして離れる。ガッツはすぐさま串刺しラリアットでの追撃を狙うが、かわされてコーナーに自爆。ガッツが思わぬダメージを負ったところで松崎がガッツを場外に放りだし、階段や柱といった角にガッツを背中からぶつけていく。背中を痛めたガッツに対し、松崎は空手仕込みの強烈なサッカーボールキックを叩き込む。
ガッツがなんとかリングに戻ると、松崎はロープに振ってキチンシンク。さらにキャメルクラッチで絞り上げ、ガッツがブレイクするやいなや背中へのサッカーボールキックを連打してガッツを休ませない。
松崎はロープに飛ぶが、ガッツがキャッチしてボディスラム。普段ならばパワースラムを狙うところだが、背中のダメージから旋回が出来なかった様子。
ガッツは「松崎ィッ!」と叫びながらの串刺しラリアットからブルドッギング・ヘッドロック。さらにロープに振ってパワースラムで叩きつけ、WARスペシャル。さらにロープに振っていくが、松崎が回転エビ固めで切り返し、さらに横入り式エビ固め、逆さ押さえ込みと丸め込み連発で翻弄。ロープに飛ぶが、ガッツがカウンターのフライング・ニールキック一閃。
ガッツは串刺しラリアットを狙うが、ブートで止めた松崎がブルドッギング・ヘッドロックでお返し。さらにガッツのラリアットを絡め取っての脇固めを狙うが、ガッツがその腕力で振り払ってラリアット。ガッツがトドメのラリアットを狙うが、松崎が伝家の宝刀たるランニング・ネックブリーカー・ドロップで迎撃。
それでもガッツは怯まずラリアットで叩き伏せ、ロープに飛んで後頭部へのラリアット。さらに正面からのラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。
ガッツ「おい松崎!やっぱ、お前中々やるなあ。久々のシングルだったけど、老獪さがさらに増してたなコノヤロー!おい!松崎、戸井!いつでもお前らの地下闘技場に乗り込んでってやるから、カード空けて待ってろコノヤローッ!」
松崎「6月だ!6月来いよ!6月16日にやるから来いよ!」
ガッツ「ちゃっかり宣伝しがやってコノヤローッ!ホー・デス・ミンに電話しとけコノヤローッ!帰れ帰れ!TTTvsクレイジーユニオンの全面対抗戦もやってやるから場所用意しとけコノヤローッ!やるならトコトンやってやるから覚悟しとけコノヤローッ!」
(※松崎&戸井が退場)
ガッツ「ということで!さっきタッグのチャンピオンが『挑戦者が出てこない』とか言ってたけど……俺も出てこないなこれ。おーし!俺のこのベルト欲しい奴、誰でもかかって来~いッ!」
ガッツのセコンドに付いていた定アキラが挙手。定は2023年8月にガッツに挑戦者、初防衛の白星を献上している。
ガッツ「あれっ、あれあれ。ちょっと来な?初防衛戦の相手、お前だったよな?そんときお前負けてるよな。あと、先週も新百合ヶ丘で負けてなかった?(※定が慌ててその先を遮る)……あっ、これは言っちゃダメなのね?(笑)だからちょっとさぁ、1回負けた相手ともう1回リマッチは。今日だって藤田選手とのシングル負けたでしょ?」
定「ハイ、あのー……オラオラして『やってやるぞオラッ』みたいのは、僕も今年で30になるんでちょっとどうかなと思って。礼儀正しく行こうと思います。確かにガッツさんも仰るように初防衛戦で負けてるし、貴方方が以前お世話になっていた団体の小さい社長さんにも僕は負けまして。今日も藤田さんに負けまして。ワタクシ、とても後がないというか、ちょっと切羽詰まってまして、居ても立っても居られないんですよ。生意気で申し訳ないんですけど、ガッツさんのそのベルトに挑戦したいってのはあるんです。あるんですけど、流石にそれは都合が良すぎる。ということで、ワタクシ、ちょっと案があります。TTT、素晴らしい団体ですね。私もこういうチンピラみたいなカッコしてますけど、弱小なんですけどAlmaLibreという自分の所属している団体がありまして。クレイジーユニオンとの対抗戦もいいんですけど、我々AlmaLibreでは女子とかマスクマンとか、言うて寄せ集めみたいな集団なんスよ。TTTじゃなくてもいいんで、ガッツさんゆかりの寄せ集め集団と、寄せ集めvs寄せ集めで対抗戦をやって、そこでワタクシが貴方から直接3を獲った暁には、次回の王子でもいいですし、次の新木場でもいいですし、僕に挑戦させてもらえないですかねえ?」
ガッツ「会長、いいんですか?(※本部席で石川会長がマルを作って回答)いいって。じゃあ全面対抗戦だからさ、普通にやっても面白くないじゃん。そっち何人出すの?」
定「3~4人くらいっすかねえ?」
ガッツ「じゃあ4vs4のイリミネーションマッチで!5月11日、次回の新木場でやろうよ。ということで、次回5月11日、TTT新木場大会、TTTvsAlmaLibre、全面対抗4vs4イリミネーションマッチ、決定します!じゃあそこで獲ったら考えてやるよ」
定「(※橋之介へ)橋ぃ、言ってみるもんだなあ~!(笑)」
ガッツ「ということで!宴もたけなわということで!後楽園に向けてチケットも発売してるんで、皆で一丸となってやっていきたいので、今日出場した選手で上がれる方はリングに上ってください!(※各々がリングに上ってくると、ガッツが瀧澤&神崎に向けて)あっ、防衛したの?おめでとう。俺もレッカとガイアが勝つと思ってたよ(笑)おめでたいことだね。ということでね、ちょっとTTTになってからあんまりガッツワールドっぽいのは良くないかなと思っていたので、皆で一丸となって『オーッ!』みたいのはやってなかったんですよ。だけど、後楽園に向けてちょっと皆で一丸となりたいので、ガッツワールドみたいな締めをやりたいと思います!『行くぞ!』『オーッ!』『みんなで行こうぜ』『後楽園!』で締めたいと思いますんで。『みんなで行こう後楽園!』はガッツワールド。TTTでは『みんなで行こうぜ』で。『ぜ』が違う。だいぶ違うからね(笑)ガッツワールドは2018年4月15日に解散したからね。もう6年経つからね。もうそろそろみんなで一丸となるやつ解禁していいのかなって思ったっす。ということで!……マイクスタンドが必要だから来て?」
橋之介「まかせてっ♪」(※橋之介がかつての大谷譲二のようにマイクスタンドと化す)
ガッツ「皆さんが友達を3人くらい連れてきていただければ後楽園ホールも満員になると思いますんで!(笑)念願のバルコニーも開いちゃうかもしれない!1000人以上集まったら開けるしかないからね?(笑)ということで、皆さんも身内の方とかお友達とかみんなに言ってくださいね。『12月はTTTの後楽園行こう!』『ガッツ石島の20周年お祝いしよう!』って言ってくださいね。よろしくお願いします!ということで!行くぞーッ!みんなで行こうぜ!後楽園~ッ!ありがとうございましたッ!!」