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4.212025
試合結果 4/19 新木場1stRING『PROGRESS 3』
『PROGRESS 3』
観衆:168人
▼「新木場闘会始」 シングルマッチ 15分1本勝負
○マスクドミステリー
9分31秒 チョークスラム→片エビ固め
●小藤将太(OSW)
▼「柔道vs柔術」 シングルマッチ 30分1本勝負
○塚本拓海(BASARA)
11分25秒 逆片エビ固め
●KURO-OBI
▼「SURVIVAL TAG WAR」 45分1本勝負
○新納刃(MAKAI)/政岡純(フリー)
10分33秒 首固め
ツトム・オースギ(フリー)/●中村宗達(ガン☆プロ)
▼TTT認定インディー統一タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/愛人タッグ】神野聖人(BASARA)/○中野貴人(BASARA)
12分33秒 首投げ固め
大家健(ガン☆プロ)/●バナナ千賀(フリー)
※第12代王者組が初防衛に成功。
▼「TTT本隊vsゴキブリ商会全面戦争」 60分3本勝負
●ガッツ石島/瀧澤晃頼/神崎ユウキ/橋之介
1-2
[ゴキブリ商会]藤原秀旺(アライヴアンドメジャーズ)/藤田ミノル(フリー)/○定アキラ(AlmaLibre)/後藤恵介(フリー)
<1本目>
●神崎ユウキ
4分6秒 体固め
[ゴキブリ商会]○藤田ミノル
<2本目>
○ガッツ石島
3分23秒 ラリアット→片エビ固め
[ゴキブリ商会]●定アキラ
<3本目>
●ガッツ石島
12分49秒 スパインバスター→片エビ固め
[ゴキブリ商会]○定アキラ
大会開始前
ゴキブリ商会の下っ端である藤田がチラシを配り始めるも、それが前回大会のものであったことが判明。
先輩の定が藤田の仕事ぶりを叱責しつつ、前回大会のエンディングで秀旺に対して無礼な態度を取ったことを謝罪。秀旺も世界平和大使に就任したことを明らかにし、対抗戦に向けて万が一にも裏切りなどの不和が生じないことをアピールした。
いよいよ公開記者会見開始……というところで大家が割り込んできてしまい、空気の読めない乱入に観衆からは白い目が向けられる。
なんやかんやで全員でリングになだれ込んでいき、大家が「今すぐやってやるよ!」と臨戦態勢に入るも相手にされずに1人ぼっちになるという実家のような安心感のある光景が広がった。
第1試合
京成小岩に道場を持つOSWの若手・小藤将太がTTT初参戦。井上雅央を師に持つ小藤が、ターザン後藤さんの流れを汲むTTTで王道の片鱗を見せられるか。
試合前にはクリーンに握手を交わしてからゴング。
ロックアップからリストの取り合いとなり、ミステリーが足払いからトーホールド。さらに逆片エビ固めを狙うが、小藤が下から足を取りに行く。ミステリーもこれに対応してリバース・インディアン・デスロックに捕らえるが、小藤がすぐにロープを掴み、素早く距離を取る。
セカンドコンタクトは小藤がロックアップをガットショットで止めてヘッドロック。さらにショルダータックルでぶつかっていくも、ヘビー級のミステリーはビクともせず。ならばと小藤はミステリーのショルダータックルを低空ドロップキックで止めてショルダータックルで倒して見せる。
しかし、ミステリーは即座に起き上がってクロスチョップ。さらに首筋へのエルボースタプからニードロップ、スリーパーホールド、ニードロップと流れるような連撃。さらにショツダークローで痛めつけるも、小藤がロープに足をかけて逃れる。
ミステリーはエルボー連打も、小藤は負けじと打ち返す。ミステリーが毒針エルボーで倒してフィストドロップ、ショルダークローと頸部から頭部にかけてダメージを集中させてからコーナーでの顔面かきむしり。肩をかばう小藤に対し、ミステリーは肩へのエルボースタンプ連打からサイド・スープレックス。さらに得意のセントーン・アトミコで圧殺。これが顔面に入って小藤は立ち上がることもおぼつかなくなるダメージを負ってしまう。
ミステリーがチョークスラムを狙うが、小藤がネックロックで返して怯ませ、ランニングエルボー。続けて串刺しエルボーバックエルボー、前転からのドロップキック、飛距離がとても長いミサイルキックと機動力を活かして逆襲。続けてフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、ミステリーが振り払ってチョップ連打からラリアットを狙う。小藤はこれをアームドラッグで切り返し、卍固め。ミステリーはこれを腰投げで切り返すが、小藤は即座にドロップキックで追撃。
小藤はフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドで叩きつけるもカウントは2。ならばとロープに飛ぶが、ミステリーがパワースラムで迎撃。小藤はふらつきながらもエルボーを連打する意地を見せるが、ミステリーがエルボースマッシュから串刺しラリアット。最後は伝家の宝刀・チョークスラムで3カウントを奪った。
第2試合
“柔道vs柔術”と銘打たれて試合ということもあってか、この日の塚本は柔道着で試合へ。KURO-OBIvs黒帯という構図に。
しっかりと両手で握手を交わしてからゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べから一旦離れる。
KURO-OBIが対空タックルで倒して寝技に持ち込み、素早く絡みついて胴絞めスリーパーホールドも、塚本が腕を入れて阻止しトーホールドで対抗。そのままもつれる形でロープブレイク。
仕切り直してスタンドでの対面。KURO-OBIが寝転んで下から足首を取りに行くが、塚本はエプロンに出て間を取ることで付き合わず。塚本がリングに入った瞬間にKURO-OBIが下から足首をキャッチし、ヒザ十字。極まってしまうも塚本は素早くロープへ。塚本が足を引きずり始め、KURO-OBIが攻勢に出る。
KURO-OBIが寝転ぶと塚本が上から潰してカバーして流れを潰し、塚本が襟を取って引き倒しつつ道着で絞めるチョーク攻撃。KURO-OBIが座って猪木アリ状態を作り出し、下から塚本の腕を絡め取って三角絞めへ。塚本は苦悶の声を上げながらも上から潰していくが、黒帯がクロスヒールホールドで切り返す。塚本は必死でロープへ。
スタンドで向き合うと、塚本が素早く組み付いて小内刈り。塚本は「プロレスルールだコラ!」とチョップ連打から投げっぱなしヒップトス。さらにセカンドからのミサイルキックでアゴをぶち抜く容赦無い一撃。さらにロープに飛ぶが、KURO-OBIがスリーパーホールドで迎撃。塚本がロープに振ってフライング・クロスチョップを見舞うが、KURO-OBIもカウンターのフライング・クロスチョップで反撃。
KURO-OBIはチキンウィング・フェイスロックも、塚本は喉輪で強引に動きを封じてコーナーに叩きつける。KURO-OBIもソバットからKURO-OBIロール式足首固めを狙うが、塚本が上から潰してカバー。塚本がフロントハイキックからブレーンバスターを狙うが、KURO-OBIも脇固めでの切り返しを狙う。これを強引に振り払った塚本がブレーンバスター・スラムで叩きつけ、ラリアットを発射。KURO-OBIがこれを飛びつき式腕十字式で切り返し、三角絞めへ。
塚本は一時はぐったりとして動かなくなるも、雄叫びを上げながら片腕の力だけでぶっこ抜き、あまりにも力任せな逆片エビ固めへ。塚本らしい無骨でパワフルな技でKURO-OBIがタップ。柔道、柔術、プロレスの技術が入り乱れる異種格闘技戦は大盛りあがりで終わった。
試合後、塚本が握手を求めると、KURO-OBIも快く応じる。互いに座礼を交わし再戦を誓い合った。
第3試合
オースギとのタッグが嬉しくて仕方ない様子の宗達は、SOSの入場時の千賀パートの動きを完全再現。
刃と宗達の対面でゴング。互いに素早いロープワークからドロップダウン、リープフロッグ、側転と攻撃をかわし合いつつ宗達がドロップキックで先制。両者タッチ。
オースギと政岡の対面。政岡が髪を掴んで引き倒し、目まぐるしいロープワークの応酬を制した政岡が顔面蹴りから指へのフットスタンプ。ロープを使ったチンロックでさらにいたぶっていくが、宗達が入ってきてダブルのドロップキック。さらに2人でプランチャ……に行くかと思いきや跳ね起きてポーズを取るというSOSムーブの完全再戦。
政岡がリングに上ってくると、オースギが指へのフットスタンプでお返し。さらにハンマーロックで固めていくが、政岡が場外に放り出すことで脱出。刃がオースギを痛めつけてからリングに放り込み、そのままタッチを受ける。
刃とオースギの対面。刃がコーナーで顔面を踏みつけて政岡にタッチ。
政岡が首投げからオースギを踏みつけながらのロープワーク。フットスタンプをかわしたオースギが低空ドロップキックで一矢報いて宗達にタッチ。
宗達は政岡にランニングエルボーを連打し、串刺しラリアットバックエルボーを発射。これをかわした政岡がgo 2 Hospitalを見舞い、刃にタッチ。
刃は宗達をコーナーに振って串刺しビッグブーツ。さらにサッカーボールキックからカバーも、オースギがカット。刃が政岡にタッチ。
政岡はコーナーで宗達の顔面を蹴りつけて「どーしたコラ」と挑発。宗達がふらつきながらエルボーを放っていくと、政岡は「もっと来いよ(笑)」と半笑い。サミングからロープに飛ぶも、宗達が豹馬殺しで迎撃。オースギにタッチ。
オースギは政岡&刃にドロップキックを連打。政岡がロープに飛ぶも、オースギがヒップトスからスワンダイブ式の攻撃を狙う。これをかわした政岡がフロントハイキックで倒してからフットスタンプ。刃にタッチ。
刃はオースギに高速ブレーンバスターからサッカーボールキック。さらにクロスフェイスに捕らえるも、オースギは必死にロープへ。刃がみちのくドライバーIIを狙うが、オースギが背面着地し、コーナー上からダイビング・バックエルボー。宗達にタッチ。
宗達は刃に串刺しバックエルボーからロープに飛んでランニングエルボー、ハーフハッチ・スープレックス・ホールドと連撃。さらにオースギとダブルのヒップトスから側転しながら放つダブルの低空ドロップキックというSOS連携。宗達が政岡の顔面をぶち抜くドロップキックで場外に叩き出し、ラ・ケブラーダで追撃。
宗達は刃をリングに放り込み、コーナートップからダイビング・クロスボディ。これを返されると、宗達がジャーマン・スープレックスを狙うが、刃がバックエルボー連打で脱出。エプロンから政岡がMJボードを振りかぶるが、宗達が刃をぶつけることで阻止。
宗達がムネちゃんクラッチもカウントは2.9。宗達がトラースキックからジャーマン・スープレックスを狙うが、刃がレフェリーを引っ掴むことで阻止。3人でもつれる形でロープに倒れ込んだところで政岡が場外からMJボードで脳天をぶん殴る。ふらついた宗達を刃が首固めで捕らえて3カウントを奪った。
第4試合
愛人タッグの持つインディー統一タッグ王座へ千賀&大家が挑む一戦。最近はヤバいクスリでもキメたかのようなハイテンションで試合に臨む千賀&大家がどのような試合をするのか……してしまうのかにも注目が集まる試合となっていた。
千賀が中野から奪った鞘を股間のバナナに見立てて振り回す中、中野は構わず刀を収納。試合前から千賀のヘラクレスに大ダメージが入る。
ゴングを待たずに千賀&大家がドタバタワチャワチャと奇襲し、場外戦となる中でゴング。
リング上では神野と大家が対面。ロックアップで組み合うも、神野が圧倒的な腕力で突き飛ばして圧倒。大家がヘッドロックからショルダータックルも、神野は倒れず大胸筋を躍動させる。大家がつま先を踏みつけて怯ませるも、神野がショルダータックルで吹っ飛ばす。中野にタッチ。
中野は大家にエルボースタンプ連打からロープに飛ぶが、千賀がエプロンからキック。再び全員で場外へとなだれ込んでいき、先程の場外戦をなぞるかのような動きを繰り返していく。
闘いの場がリング上に戻ると、大家&千賀が中野へ交互に一本足頭突き。中野が何発目かをかわして誤爆させ、千賀にティヘラ。またも場外戦となり、楽しそうに騒ぎながら観客席へとなだれ込んでいく。千賀がほうほうのていでリングに戻ってくると、追撃を狙う中野の股間を蹴り上げてから足の匂いを嗅いで中野の貴人の匂いを確認。大家にタッチ。
中野と大家がチョップ合戦を展開していき、大家が優勢に。しかし、中野がとんでもないスピードのロープワークで翻弄してフォアアーム。カットに来た千賀にも延髄斬りを見舞って神野にタッチ。
神野は千賀&大家をまとめてなぎ倒すダブルショルダータックルを3連撃。さらに大家をコーナーに振って串刺し逆水平チョップからブレーンクローを狙うが、大家が白刃取り。神野は片腕だけの腕力でねじ伏せてブレーンクローを決めるが、大家も根性でブレーンクロー返し。大家がサミングで脱出してロープに飛ぶが、神野がカウンターのラリアット。それでも大家は即座に起きてブレーンバスターで反撃。両者タッチ。
中野と千賀の対面。千賀がロープに飛ぶも、中野がカウンターのドロップキック。さらに中野がトラースキックからクリストに捕らえるも、大家がすぐにカット。大家が千賀を助け起こし、互いにヘッドバッドを見舞って気合の雄叫び。中野が「えぇ……」と素でドン引きする中、大家&千賀が交互に一本足頭突きを見舞い、ダブルの一本足頭突き。
千賀が中野を羽交い締めにする中、大家が炎のスピアーを発射。危うく誤爆しかけるも、寸前で踏みとどまって2人で「セーフ♪」のポーズ。そこに神野がすっ飛んできてダブルのショルダータックル。
愛人タッグが愛人居丈高を放つも、大家が千賀を身を挺して守護。千賀が中野を羽交い締めにする中、大家が炎のスピアーを発射。千賀ごと中野を貫くことに成功するも、大家はカバーよりも千賀の心配を優先。その間に起き上がった中野が大家を踏み台にし、千賀にステップ式フェイスクラッシャーをから丸め込んで3カウント。
大家「オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!俺たちは!俺たちは!俺たちは!ベルトが欲しいです!ベルトが欲しいです!ベルトが欲しいです!先生!ベルトが欲しいです!ベルトが欲しいです!ベルトが欲しいです!ねえ?!千ちゃん!ベルトが欲しいです!俺たちはベルトが欲しいです!ベルトが欲しいです!ベルトが欲しいです!皆さん!ねえ?!ねえ?!ねえ?!(※千賀を押さえ込んで)1!2!(※返されて)ウアアアアアアアアッ!!(※千賀を押さえ込んで)1!2!(※返されて)ウアアアアアアアアッ!!俺たちはベルトが欲しいです!ベルトが欲しいです!ベルトが欲しいんだよ!!」
石川会長「うるさいうるさいうるさい、もう……」
大家「待ってください!待ってください!待ってください!待ってください!」
石川会長「5月17日に6人タッグベルトに挑戦させてあげるから。だから黙って。ホント。お願い。もうホントうるっっっさいんだからッ!!」
大家「ヤッタアアアアアア!!行けんのか行けんのか行けんのか!千ちゃん行けんのか!オースギ行けんのか!」
石川会長「6人タッグのベルト挑戦させてあげるから……」
大家「もう挑戦決定した!ベルトがほしいという気持ちが!ベルトがほしいという気持ちが!ベルトが欲しいという気持ちが!通じました!心を込めて!心を込めて!心を込めて!俺たちがベルトを取りに行くことができるんです!皆さん!皆さん!皆さん!(※千賀を押さえ込んで)1!2!(※返されて)ウアアアアアアアアッ!!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!ベルト挑戦させてもらって!もういいじゃないか!もういいじゃないか!なあ?!もう帰ります!5月17日、我々3人が6人タッグのベルトを獲ります!本当にありがとうございます!幸せになります!幸せになります!幸せになります!幸せになります!幸せになります!幸せになります!皆さん応援よろしくお願いします!千ちゃんとオースギくんと!僕で!ベルトを絶対取ります!みんなも絶対幸せになれると思います!応援よろしくお願いします!応援よろしくお願いします!ありがとうございました!」
第5試合
瀧澤の新コスチュームが丈が短い上にスケスケでなんだかエッチなことにゴキブリ商会が総ツッコミを入れる中、橋之介と後藤の対面でゴング。
後藤がショルダータックルでふっ飛ばし。逆水平チョップで圧倒。橋之介がドロップキックから低空ドロップキック、側頭部への低空ドロップキックとスピーディな連撃でやり返して両者タッチ。
瀧澤と秀旺の対面。ロックアップでの力比べからグラウンドで目まぐるしいレスリングの攻防。ヘッドロックからのヘッドシザースの攻防からクリーンブレイク。両者タッチ。
神崎と藤田の対面。荒々しいエルボー合戦から藤田がショルダータックル。ロープに飛ぶも、神崎がアームドラッグで迎撃しドロップキック。藤田はサミングで怯ませるが、神崎はヒザへの低空ドロップキック。続けてハーフハッチ・スープレックスを狙うが、藤田が足を取ってアンクルホールドを狙う。するりと抜け出した神崎がヒザへの低空ドロップキックからDDTで突き刺し、ハーフハッチ・スープレックス・ホールドも、ゴキブリ商会が総出でカット。全員入り乱れた殴り合いへと発展し、場外乱闘へ。
リング上に残された神崎は、藤田を引き起こしてエルボースマッシュ連打。ロープに飛ぶが、後藤が場外から足払い。藤田が足を取りつつロープを掴みながら座り込むようなエビ固めで3カウント。1本目をゴキブリ商会が先取。
2本目はそのまま神崎と藤田の対面でゴング。怒りの神崎が藤田を場外に蹴り出す中、試合権利が定と橋之介に移る。
定&後藤が橋之介をダブルのショルダータックルで倒す。2発目を狙うが、橋之介がハンドスプリングエルボーでゴキブリ商会を場外に放り出し、ノータッチ・トペ・コンヒーロで敵味方まとめて圧殺。橋之介が定をリングに放り込み、ガッツへタッチ。
ガッツと定の対面。ガッツがコーナーに振って串刺しラリアットからブルドッギング・ヘッドロック。これはゴキブリ商会が総出でカットし、4人でガッツを取り囲む。ゴキブリ商会がガッツをコーナーに振ってトレイン攻撃。締めに秀旺がチャンス of LOVEも、今度はTTT本隊が総出でカット。
定はガッツをロープに振ってスパインバスターを狙うが、ガッツがかわして鬼神ナックルから延髄斬り。ガッツがラリアットを狙うも、秀旺が飛び込んできて拳銃を手に殴りかかる。ガッツがこれをかわしたため、定に誤爆。ロープに飛んだガッツが定をラリアットで叩き伏せて3カウント。TTT本隊が2本目を制し、イーブンの状態で3本目へ。
秀旺のおせっかいにより、再び秀旺と定の間に亀裂が生じる。
後藤がなんとかとりなしつつ、「下っ端、お前が行け」と藤田をけしかけ、橋之介と藤田の対面で3本目が開始。
橋之介が藤田をロープに振り、ヒップトスからの側転低空ドロップキック。橋之介が串刺し攻撃を狙うが、藤田がコーナースタンガンからチンクラッシャー。後藤にタッチ。
後藤は橋之介に全体重をかけたボディプレス。橋之介はふらつきながらエルボー連打も、後藤は強烈なボディエルボーでヒザを付かせ、ワンハンド・ボディスラムで叩きつける余裕を見せる。後藤は定にタッチ。
定は橋之介をコーナーに押し付け、ハンマーロックに捕らえながらのボディエルボーを猛連打。瀧澤がカットに来るも、ブチ切れている定の強烈なエルボー一発で撃退されてしまう。定は冷たい表情で橋之介を見下ろし、橋之介の弱々しいエルボーに表情1つ変えずに再びボディエルボー連打。荒々しく秀旺へタッチ。
秀旺は橋之介にジャンピング・サイドバスター。さらにロープに飛ぶも、橋之介がカウンターのドロップキック。神崎にタッチ。
神崎は秀旺にエルボー連打からロープに飛んでフライング・フォアアーム。さらに新技の変形ランニング・ネックブリーカー・ドロップからコブラツイスト。カットに来た後藤にガッツがWARスペシャル、定には橋之介がクロスフェイス、藤田には瀧澤が愛の抱擁。なんとか抜け出した藤田がカット。
神崎が秀旺にエルボー連打からブサイク・ニーを叩き込むが、ブレーンバスターを狙ったところで秀旺がジャンピング・ブレーンバスターで切り返す。両者タッチ。
瀧澤と後藤の対面。瀧澤がクロスボディを放つも、後藤が軽々とキャッチしてボディスラムからセントーン。さらに後藤がバックフリップを狙うも、瀧澤が大暴れして脱出。後藤のラリアットをドロップキックで迎撃も、後藤が即座に起きてショルダータックル。両者タッチ。
ガッツと定の対面。真っ向からショルダータックルでぶつかり合っていき、互角と見るやチョップ合戦へ。ガッツがヘッドバッドで定を倒し「立てコラ!」と鬼神憑依。さらに串刺しラリアットを狙うが、定がトラースキックで止めてショットガン・ドロップキック。
ゴキブリ商会が全員でガッツを囲み、ロープに振って定&後藤がダブルの正拳突き。さらに秀旺&藤田がダブルの河津掛けで追撃し、後藤がスライディング・クロスボディ、定がランニングニー連撃も、本隊が総出でカット。
定はガッツをコーナーに振ろうとするが、ガッツが振り返す。そこへ神崎の串刺しクロスボディ+瀧澤の串刺しバイシクル・キックの同時攻撃。さらに肩を組んでのミサイルキックでふっ飛ばし、橋之介がスワントーン・ボム。
ガッツがラリアットを狙うが、定がかわしてバックを取る。そこに後藤が入ってくるも ガッツは2人まとめてのヘッドシザース・ホイップを狙う。定&後藤はこれをダブルのパワーボムで切り返してカバー。ガッツがこれを2で返したところへ、神崎がコーナートップから定へダイビング・クロスボディ。後藤が神崎にラリアット。橋之介が後藤にスワンダイブ式ミサイルキック。藤田が橋之介にランニングエルボー。瀧澤が藤田にRKO。秀旺が瀧澤にジャンピング・ラリアット。
定がガッツの後頭部に串刺しランニングニーから顔面へのトラースキック。定がロープに振ってスパインバスターを狙うが、ガッツがカウンターのフライング・ニールキック。ガッツがロープに飛んで側頭部へのラリアット。定はこれも2で返す。
ならばとガッツはゴーストバスターを狙うが、後藤がカットしてガッツにバックドロップ。藤田がレフェリーを押さえる中で定がガッツを引き起こすが、ガッツは振り払って鬼神ナックル。ここに秀旺が飛び込んできて拳銃の銃床でガッツの脳天に一撃。
定がガッツの顔面にランニングニーを叩きつけ、ロープに振ってスパインバスター。これで3カウントが入り、2-1でゴキブリ商会の勝利となった。
秀旺「どーも、皆さん、おばんでございます。私たちが、僕たちがゴキブリ商会です!ちなみに僕ね、世界平和大使としてこれから活動していきたいと思います。その一環として、ゴキブリ商会でプロレスを広めていけたらと思います。ということで、そうですねえ。次、我々が勝ちましたんで。我々のユニットが勝利ということで、次回もTTT認定インディー統一無差別級選手権、定アキラ。色々俺に言いたいことあるだろうけど、挑戦。ゴキブリ商会を代表して挑戦してくれると思います。そしてお集まりの皆さん、わけわからないトリプルなんたらするのは今日は無いんで。僕が『行くぞ!オー!』みたいなことをやって『ゴ・キ・ブ・リー!』で行きたいと思います。皆さんぜひご起立いただきたいと思います。入場料をお支払いいただいたのにご起立いただきます。申し訳ございません。次回また5月、ゴキブリ商会が1ミリでも上に行けるように行きたいと思います。ゴ・キ・ブ・リー!の『リ』でジャンプしましょうか。ということで!皆さんまた来月でこの場所でお会いしたいと思います!行くぞ!ゴ・キ……」
秀旺が大会を締めようとしたまさにその瞬間、背後から定が殴りかかって変形みちのくドライバーIIで秀旺をぶっ刺す。
後藤は笑顔で頷いておりなんらかの事情を知っている様子であったが、なにも知らされていないと思われる藤田は困惑一色。
定「……俺が考えたやつだよ。おいちゃん、俺が考えたやつ、やっちゃダメだよ。やっちゃダメだよ。負けたかもしんないけど、最後に勝ってリング上に立ってるの俺じゃん?そして挑戦すんのも俺じゃん?おいちゃん、お前はゴキブリ商会追放だ。帰れ。帰れコラ!」
定「せいぜいパチモンのチャカ掲げてみんなに自慢しとけコノヤロー。オイ、ゴキブリ商会、最初、1年前くらい、その名前聞いたときにスゲー嫌だったんですよ。俺とごっちゃん、ゴキブリ商会って聞いて『えぇ~……』って顔したんですけど継続は力なり。1年やって、愛着しかねーって話。ゴキブリ商会は裏切らない。俺がゴキブリ商会だ!後藤、そういう話だよな?(※後藤がうなずく)藤田さん、そういう話になりました。ですんで、さっき言った通り、会長、会長、おじいちゃん。文句ないよね?もういいよね、俺で」
石川会長「いーよ」
定「OK、決まった。ということで来月のTTTでリベンジします。皆様乞うご期待ください。それでは改めてご起立ください!この締めは俺だけのもんだよ。『ベルト獲るぞ!オー!』でゴ・キ・ブ・リー!で行きます。行くぞ!ベルト獲るぞ!オー!ゴ・キ・ブ・リーッ!」