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7.172024
橋之介TTT入団のお知らせ
フリーで活動していた橋之介が7月1日付でTTTに入団した事を報告させていただきます。
橋之介入団のインタビューです。
TTTプロレスリング入団が発表された“ウォーリー山口Jr.”橋之介へのインタビューを行った。
ウォーリー山口さんは、『週刊ゴング』の記者時代はピラニア山口の名で活動し持ち前の英語力を活かした外国人選手への取材、“ピラニアインタビュー”と称賛されるキレキレのインタビュー記事などが持ち味だった敏腕記者。
その後はマスコミとしてではなくプロレス界の人間となり、大仁田厚がFMWを旗揚げした際には自宅を事務所として提供するなど縁の下の力持ちとして尽力。
みちのくプロレスのデルフィン軍、WWFのカイエンタイでは“ヤマグチ・サン”として悪役マネージャーを務めるなど多方面で活躍し、その後は日本で大会プロデューサーやレフェリーなどでプロレス界に貢献し続けた名脇役だ。
プロレス黄金期を支えた功労者の1人だが、2019年3月10日に60歳という若さで天国へ旅立ってしまった。
橋之介は、そのウォーリー山口さんの息子。
橋之介はウォーリー山口さんと親交が深かったジミー鈴木主宰のTCWにて2019年9月19日にデビュー。
現在27歳でキャリア5年目の若手だ。
身長173cm、体重84kgとプロレスラーとしては小柄な体型ながら、小・中・高と野球に打ち込んでいたことから身体能力は高い。フォームの美しいスワントーン・ボムを必殺技として持つハイフライヤーとして活躍しており、飛び技だけではなくタイガー戸口にみっちりと仕込まれたというレスリングテクニックも持ち合わせる実力派。 デビュー時からフリーとして活動し、なんの後ろ盾もなくやって来たこともあってまだまだ知名度は低い。
しかし、その志と実力は高く、今後のプロレスシーンを変えていく可能性を秘めた選手の1人だ。
そんな橋之介だが、ターザン後藤さんの後継者として“インディー統一”を掲げるガッツ石島の団体『TTT』にレギュラー参戦し始めるとメキメキと頭角を現して数多の王座戦線に絡むように。
TTTの正規軍メンバー的な扱いを受けるようになって久しい中、7月6日の新木場大会にてTTT入団を発表した。
父の死をキッカケに数奇な運命からプロレスラーと志すこととなり、現在はシングルファーザーとして子育てに追われながらも“インディー統一”の旗印の下で大きな野望を持つ橋之介に話を聞いた。
■「宮本和志さんに『プロレスラーになれ』って言われて、タイガー戸口さんに1から仕込まれました」――父の死をキッカケにプロレス界へ。
ウォーリー山口Jr.の船出 ――まず、プロレスラーになろうと思ったのはお父様の存在があったからでしょうか 「正直言うと、そこまでプロレスラーになりたいとは思ってなかったんです。
でも、親父が亡くなったタイミングで追悼興行があって、そこでリングに上がらされて宮本和志さんに『お前、プロレスラーになれ!』と言われまして(笑)そこでプロレスラーになったという経緯ですね」
――元々目指していなかったのにプロレスラーになるのは大変だったのでは? 「キツかったですね。TCWにも出ていらしたタイガー戸口さんがコーチだったんですけど毎日のように殴られながら……(笑)それでも偉大なプロレスラーの方に1からみっちり仕込んでいただいたので、それは今も生きていると思います」
――橋之介選手は華麗な空中殺法が持ち味だと思うのですが、それも戸口さんに……? 「いやいやいや(笑)実は誰にも教わってないんですよ。ちっちゃい頃から試合会場にはずっと行っていましたし、その頃からずっと見ていたもの、感じていたものの蓄積もあって。パワーとかスピードとかテクニックとか色んなスタイルがあると思うんですけど、僕の正義としては“飛ぶ”ってスタイルに惹かれて。僕はヘビー級でもないし、かと言ってずっとレスリングをやっていた訳ではないので。まだまだスタイルは模索中なんですけど、今の僕の中では“飛ぶ”ってスタイルを極めていきたいと思っています」
――デビュー後にずっとフリーランスで活動されていたのは何か理由があるのでしょうか 「自由に生きたかったっていうのがありますね。何にも縛られず、自分で仕事を受けて闘うっていうスタイルで行きたくて。色んな選手と闘えて、色んな場所に行けるので。あとは、僕がシングルファザーなので自分でスケジュール管理出来る環境でやりたかったっていうのがありますね」
■「熱い闘い、コミカルな闘い。色んな闘いがある団体だから」
――自由を求める渡り鳥がTTT入団を選んだ理由 ――自由な生き方を求めて約5年フリーでやって来たわけですが、ここへ来てなぜTTT入団を決めたのでしょう 「色んな団体に出てきたんですけど、その中で魅力に感じたというのももちろんですけど、僕のことを受け入れてくれたというのが一番ですね。子供のことも、家庭のこともそうですけど、今年1月に肩を骨折して欠場しているときに色んな経験をさせてくれたのがTTTだったので『この団体を盛り上げていきたい』っていう想いが芽生えましたね」
――【れいわ鬼神組】としてタッグを組んでいるガッツ石島選手の存在も大きかったでしょうか 「そうですね。ガッツさんが大元のキッカケだったので。僕自身ずっとTTTに出たいとは思っていたんですけど、ガッツさんと別のところで知り合って声をかけていただいて参戦の機会をもらいました。自分が思ってた通りの熱い戦いであったり、ときにはコミカルな試合もあったり。そういう団体だからこそ入りたいっていうのもありました」
――TTTに入団が発表された7月6日の大会では、TTT認定インディー統一タッグ王者の定アキラ選手から直接勝利を奪いました。そこからガッツ選手との【れいわ鬼神組】で定アキラ&後藤恵介が持つTTT認定インディー統一タッグ王座に挑戦が決まりました 「正直、試合であの2人と当たってみて『厳しいなあ』と思ったのが正直な感想です。かなりのヘビー級っていうのもありますし、絶対に僕1人では勝てない相手だと思ってるんですけど、ガッツさんだったり、神崎ユウキさんだったり、仲間がいたから勝てた。1人では勝てない相手でも、信頼するパートナーと一緒に120%、150%、200%の力を出して勝ってベルトを巻くいうプロレスの醍醐味を見せたいですね」
――ちなみに、TTTで一番仲がいいのは誰ですか? 「みんなと仲はいいと思ってるんですけど、やっぱりガッツさんは他団体でも会う機会が多いですし、神崎さんはライバルであり戦友であり友達なので別の大会でも会いますしプライベートでも遊びに行ったりします。ミステリーさんはすごく僕のことを気にかけてくださるので、お兄ちゃんって言うとおこがましいですけど近しい思いはあります」
――瀧澤晃頼選手は……? 「瀧澤さんはねぇ……あんま喋んないですね(笑)喋んないんですけど、喋んない中でも信頼感はあって。『なんかあったら瀧澤さんに聞こう』って思ってるところはありますね。まだあんまりタッグ組んだりとかの関わりは少ないんですけど、これから関係を作っていきたいですね。まずは瀧澤さんと2人でご飯ですね(笑)そこがスタートかなと(笑)」 ――TTTが掲げる“インディー統一”という目標についてはどう思っていますか? 「……インディー統一、インディー統一ですか。ここだけの話、僕もなにを以てインディー統一なのか分かってないんですよね(笑)でも、目標や夢があると人は成長していくと思うんで。周りから『それは絶対無理だろ』って思われることを目標にして頑張っていくことで成長して、それが無理じゃなくなっていくっていうのがカッコ良くて面白いじゃないですか。でも、インディー統一っていう目標は、僕の夢とちょっと似てるんですよ。だからその夢は“TTTの橋之介”になったら近付くのかなって思いもあって」
■「必要なら親父の力をフルで使う!」
――“インディー統一”と自身の大望成就のために驀進する橋之介の覚悟 ――インディー統一に似ている夢とはどういうものでしょう? 「実は大きな夢があって。実現できるかどうか分からないんでまだ言えないんですけど、それを実現するためにはまず自分が色んな団体に出て、色んな人と闘って、スゴい選手たちを見つけていくことが必要で。僕の10周年になる5年後くらいを目処に実現したいなって思いがあります」
――「今は言えない」という匂わせだけで終わるのはインタビュワー殺しなんですよ 「ははは!(笑)そうですよね(笑)でもホントに実現出来るかわからないし……」
――「それは絶対無理だろ」と思われる目標を掲げて頑張るのがカッコいいのでは? 「おっ、じゃあ言っちゃいましょうか(笑)僕の地元・大田区に全国のインディーレスラーを集めて一夜限りの超ビッグマッチをやりたいんです。僕が良いなあって思った選手だったりとか、僕が良いなあって思った選手が良いなあって思った選手とか、まだまだ全国的に知られていない良いレスラーをいっぱい集めてでっかい大会を開くんです。そうやってデカいお祭りをやっていくことでプロレスの輪も広がっていくと思いますし、“インディー統一”っていう野望にも一歩近づいていくのかなと思うんです」
――その夢に「それは絶対無理だろ」と言われたら? 「無理じゃなくなるよう頑張っていくだけです!でもね、目的のために手段は選びませんよ、僕は(笑)この夢を叶えるために必要なら親父の力をフルで使うんで(笑)『そこまでか?!』ってくらい七光りを出していきます!それくらい僕にとっては大きな大きな夢ですね」
――最後にファンに向けてメッセージをお願いします 「応援して下さる皆様には日頃の感謝の気持ちを込めて、TTTのリングはもちろん色んなところに出ていってTTTを全力で盛り上げていきますので“TTT5番目の男”として……ここ重要ですからね?(笑)5番目の男としてこれからも暴れていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」
株式会社イロノハ スポーツ事業部
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